初代から愛される老舗ブーランジェリー ポワラーヌの秘密
Poilâne
ポワラーヌはパリ好きの方には言わずと知れたブーランジェリーですよね。
初代Pierre Poilâne氏は、パン屋の娘と結婚しました。
ポワラーヌ氏は夏に牧草地で過ごす、羊飼いたちの為に大量なパンを提供していました。
薪で加熱された古いオーブンと、昔ながらの手作業による石臼で粉砕された全粒粉を使用したパンは夏の間も腐ることもなく2ヶ月以上食用になったそうです。
戦後のパリの中心にあったポワラーヌは、近所のブルジョアだけでなく、学生や芸術家に愛されていたようです。
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なぜなら、空腹のお金のない若い無名な芸術家たちにパンと引き換えに、絵をもらい、歌手からはパンと引き換えに歌を聴かせてもらっていた寛大な心の持ち主だったからです。
今でもシェルシュミディ通りのお店には、その当時の芸術家が置いていった絵が飾ってあります。
後継者だった息子のLionel Poilâne氏は2002年にヘリコプター事故で死亡。それからは娘さんのApolloniaさんがポワラーヌを仕切っています。
ここのイチオシはTarte aux Pommes!
Feuilletage 生地にりんごだけ。シンプルだからこそ、ごまかしのきかないフランスでは大人気のタルトです。
お店の隣には感じの良い素敵なポワラーヌの直営カフェもありますので朝食にもおすすめですよ!
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