フランスの手仕事品
母が文化服装学院出身ということもあり、小さい頃から手仕事に触れていました。
手作りの服はもちろん、刺繍だったり、編み物だったり、既製品の洋服をアレンジして着させてくれることもありました。
今考えると贅沢なこと!
フランスに来てからは、忙しいパティシエの仕事の合間にブロカントや蚤の市に行くのが習慣となりました。
特にフランスの刺繍が好きです!
手織りのリネンに丁寧に施されたモノグラム。
お嫁入り道具用のリネン、修道院で使用されていたタオル、お屋敷で使われていた大きなリネンのトルション。
チクチクされた刺繍は見事で目が釘付けになります。
日本もそうですが、フランスも手仕事品が数少なくなってきています。
お嫁入り道具にリネン、ましてや刺繍を施す伝統は、もうほとんどなくなっています。
最近、自分でも刺繍を初めてみようかと、お店屋さんをのぞいて見たり刺繍糸を見に行ったりしています。
トレボンパリのお客様に素敵なお店をご案内出来ることを楽しみにしております。