子供のお迎え時間にフランス人のママ友たちと井戸端会議。
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「この何年かで物価があがったでしょ!お給料は上がらないのに、ものは高くなるし、本気で郊外に出ようかと思ってる」とママさんが言い出した。
確かに私が渡仏してきた頃と比べたら物価は上がっている。
例えばフランス国内で使える切手の値段
46 サンチームから 85 サンチームに。
これは手紙を書かなくなるよな。。。
タバコ一箱
2002年は3.6 € だったのが7.5 € 日本円で約千円?!
メトロのカルネ10枚綴(回数券)は2002年では9,60 € だったのが現在では14,90 €
ストばかりなのに値上げする?
フランス国立統計経済研究所(INSEE)によると時間給の最低賃金(SMIC)は2002年には6.83 € が 2018年には9.88 € に上がった程度。
ここから所得税を引くと 7,60 €が手取り。
私は個人事業主なので、
サービスで得た料金から22%を、商品を販売した場合には13,40%
を税金として納めている。
フランスでは、誰かにサービスを頼むことは高価なことと認識をされている。
フランス人は職人さんへ支払うサービス料金が高価でも、物が壊れたら専門店に見てもらって修理を頼むし、それだからか?!物を大切にするし長く使っている。
愛着が湧くのも当然ですね。
正直なところ、税金ばかり払っている気がしてならない。
しかし、フランスは補助が手厚い国。お金のない学生には住宅補助が、子供が生まれたら出産一時金。子供が3歳まで育児手当があったり、義務教育は無料!
私たちの税金で良い使われ方をしてくれることを願うばかりです。